先週のブログに引き続いて、お家でのお手伝いに繋がるプログラムです!👌
➡先週のブログはこちらから!(夜ごはんを作ろう🍳📛)
お家でのお手伝い、と言っても日々の家事はたくさんありますね。
料理に配膳、洗濯物たたみやお掃除などなど……
お子さんたちが自立できるように!、と身の回りのことを重点的にお願いする保護者の方々も多いと思います🪄
大きくなった時に、色んな事が自然と出来るようになっていると嬉しいですよね✨
今回はそんな中から、”ごみ捨て”にフォーカスを当てて取り組みました!📸
お家の中で「ごみ捨てどころか、ごみ箱にごみが捨てられない……!」なんて場面、ありませんか?
食べたお菓子の袋、作った工作の折り紙や段ボールの切れ端……
実は、子どもたちがごみをごみ箱に捨てられないのには理由があるんです!
まずは「注意がすぐ他に向いてしまう」ということ。
好奇心旺盛で、次から次へと興味が移っていく子どもたち。🐶
「ロケットを作ったぞ!じゃあ次は飛ばして遊ぼう!」とワクワクしていると、さっき使っていた机の上のごみなんて、すっかり頭から抜けてしまうんですよね。
次の関心ごとに意識が向いた瞬間に目の前のごみは風景の一部に。
「めんどくさいから捨てないでおこう」なんて考えているわけでは、きっとないはず。
(……中にはそういうお子さまもいらっしゃるかもしれませんが😅)
そうしてごみが残ったままになると、結局最後は保護者の方が片づけることに。
「もう〜!何度言っても〜!」と思いながら、つい手を出してしまいますよね💦
もう一つの理由として、「ごみを捨てないとどうなるの?」という思考がそもそもないことも。
以前、リサイクルのブログでもお話させていただいていた通り、「ごみ箱に捨てたら勝手に消えるでんしょ!」「床に置いてたらいつのまにか消えてる!」とごみを意識できていないお子さまも多いのです。
捨てられない、のではなく、ごみの存在を忘れてしまうんですね。
そこで、まずは「ごみってどうやってなくなっているの?」を知るところから👀✨
保護者の方々が普段どうやってごみ捨てをしているのかを経験していきます。
療育室にあるごみ箱からごみを集めて、袋にまとめるところからスタート。
ごみ箱の位置を一緒に確認して、「あんなところにもごみが落ちてる!」と袋の中に拾い集めていきます🗑️
その後、袋の口をしっかり結んで、実際のごみ捨て場まで運び、捨てるところまでを体験しました!
ちょっと重たい袋を運ぶのも、子どもたちにとっては大仕事。
「これでごみ箱がきれいになったね!」「おうちでもやってみよう!」とお話して、達成感いっぱいの表情が印象的でした🌼
「ごみ捨てを体験することで、日常の家事に気づき、自分でできることを増やしていく」こと。
「ごみを出す」という一見シンプルな行動も、段取りや注意力が必要な立派な家事のひとつです✨
お家でも「一緒にごみ捨てしてみようか?」と声をかけてみると、新しいお手伝いの第一歩になるかもしれませんね😊