幼稚園や保育園、小学校の集団生活の中で、『話す』『聞く』という動作はとても重要視されるコミュニケーションの一つです。
大人やお友だちとの会話中、最後まで話が聞けずに、「わかった!」「~でしょ!」と話をさえぎってしまったり、重要な点を聞き逃してしまったり、そんなお子さまのお悩みがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?
話の途中で行動に移ってしまい、「あれ?できないんだけど!」
結局また一から説明する羽目に……なーんてこと、おうちでありませんか?
実は、人の話が最後まで聞けないという現象は『耳の不注意』から起こるといわれています。
聞いているつもりなのに人の話に意識が向けられず、「注意を向けて聞くこと」や「最後まで集中して聞き続けること」が難しい。
そうして、衝動的に行動してしまい、大事なことを聞きこぼしてしまうのです。
〝一斉指示の中で話を聞いて動く〟を小集団から練習するために、『話す』『聞く』のルールを確認しながら今回はクイズに挑戦しました🎮



3つのヒントを最後まで聞いてから、どの鬼のことだったかな?と考え、分かった人は元気に「はーい!」と手を上げます✋
もちろん初めは「自分が言いたい!」と手を上げる前に答えを言ってしまったり、体が先行して飛び出してしまうことも……
それでも何度か繰り返せば、手を上げてお名前を呼ばれるのを座って待つ姿が増えていきます。
お友だちの答えを聞いた後、「今の答えはあってる?」とみんなで確認しあうこともできました。
日々のコミュニケーションの中で、『話す』力も『聞く』力もぐんぐん育てていきましょうね。