寒い冬はまだまだ続きますが、数週間もすればもうすぐ春ですね🌸
年長クラスのお子さまたちにとっては目前の小学校生活に向け、今回は黒板の板書に触れる『書き写し』を行いました。
以前、小学生クラスで『黒板の文字を写す(板書)』の取り組みがあったことを覚えていますでしょうか?
その際にお話しさせていただいていた、『黒板の文字をノートに書き写す』為の6つのステップ
1.遠くにある黒板を見る。
2.文字を音声に変換して記憶し、どこまで記憶したか覚えておく。
3.音声の記憶を保持したまま、黒板から手元に視線を移動。
4.音声を文字に再度変換し、一文字ずつ書く。
5.2で記憶した文字の次の文字に視線を移動し、その続きを読む。
6.3⇒4⇒5の繰り返し
その6ステップを処理して初めてスムーズな板書を行うことが出来ます。
連絡帳の書き漏れで今日の宿題が分からない……先生が黒板に書いてくれた文章が写せずに問題文が理解できない……
小学生のお子さまたちも難しさを感じることの多い場面です。
そんな風に、小学校生活が始まれば様々な場面で出会う『文字の書き写し』。
今回は6ステップの内の2.3にフォーカスを当て、机上で用紙から用紙への書き写しを行いました。
見本のイラストを見て、同じ枠の中に形を書き写していきます。
形を覚えてすぐに書き始める子、何度も見比べて書いていく子とやり方は様々です。




見本をよく見ながら同じ形、同じ場所に書こうと集中されていました✏
新しい小学校生活が近づく中で、一つでも『これはできた!』が増やせるよう年長クラスから少しずつ学習動作に触れています。
わくわくどきどき、就学に向けての練習中です☺