国語の文章題や小学校生活の中での複雑な指示など、
文章の読み取りや聞き取りが必要になる場面は日常生活の中でも多く存在します。
長い文章を読む中で言葉の意図が汲み取れなかったり、文字を読み飛ばしたり……本を読むのって難しい!と苦手意識のあるお子さまもいらっしゃるのではないでしょうか?
例えば、『むかし、むかし、丹後の国に浦島太郎という漁師がいました。』
この一文だけでも『むかし』『丹後の国』『浦島太郎』『いう』『漁師』『いました』と6つの言葉が出てきます。
1つ文字を読み飛ばしても、むかしの話という前提を忘れてしまっても、きっと読むのが難しくなりますよね。
文章を読み解くには、
・言葉の意味を理解する
・読み飛ばしのないように注意、集中する
・必要な情報を目で追う
・得た情報を整理する
・言葉から状況をイメージする
・文章を記憶しておく
と、様々な力が必要になります。
そこで今回は、文章を読んでわかったことをイラストに描き起こしていく『おはなしイラスト』に挑戦しました🖼


始めはスタッフが短い文章を読み上げ、絵に書き込んでいきます。
同じ文を何度か読み上げることで、聞き漏らしたところを修正したり「あっそういう意味だったのか!」と言葉の意味を再確認される姿がありました💡



その次はイラストにする情報を文章で手渡し、自分で読みながらイラスト用紙に書き込み✍
ここでは少し文章も長くなり、文章量に付随して内容も複雑になっていきます。
自分で読み返すことで文章から状況をイメージし、言葉を読み飛ばさないように気をつけながら絵にしていましたよ。
楽しく遊びの中から文章を読むことに触れていき、『読む力』を身につけていきたいですね。