ことばの発達を促す遊びとは・・・❓

お子さまたちが大好きな『しゃぼん玉遊び』。この遊び、実はおこさまの『ことばの発達』において良い効果があることをご存じですか❓

 

『ことばが出ない、出にくい』『発音が不明瞭』などお悩みを持つ保護者さまはたくさんおられるかと思います。

 

今回は『しゃぼん玉遊び』を通してどのような効果があるのか少しお話してみたいと思います。

 

しゃぼん玉遊びは息を吹くことで泡が出て色々な大きさや形のしゃぼん玉となり飛んで行きますよね。しゃぼん玉遊びでは『吹く』という動作を通して口周りの筋力を意識的に使いその筋力が強化され『発声』を促すと言われています。私たちは肺から空気を送り、声帯を震わすことで声を出しています。ですから、『息のコントロールができる』と言うことは、言葉が出る過程においてとても重要なステップなんです。

 

お子さまはストローを使って飲み物を飲むという動作で『息を吸う』という動作は上手にできているかと思います。しかし、「息を吐く、吹く」という動作ができないお子さまは多いかと思います。それは「息のコントロールの仕方」が分かっていないからです。大人の見本をみて何回もチャレンジすることでしゃぼん玉を飛ばすことができるようになります。そうすると息のコントロールの仕方を感覚的に掴め、徐々に発声の土台を築けるようになっていくのです。

 

今回は『しゃぼん玉遊び』でのご紹介ですが、誤って液を吸い込んでしまってはいけないとご心配の方は、次のような遊びでも『吹く』の動作練習になります。是非、お子さまと一緒に楽しんでみてください。

 

・机に紐などでコースを作りフェルトボールやティッシュをストローで吹いてゴールまで進めるというゲームです。保護者さまと一緒に競争すると更に楽しく練習ができるかと思います。

 

 

・ペットボトルに1/3くらいの水をいれ、ストローで息を吹き込み水をぶくぶくします。これもお子さまは楽しく取組むことができると思います。