子どもたちとは切っても切れない”好き嫌い”😵
好き嫌いにはいろいろな原因があります。
そもそも『食べる経験が少ない』、『味覚や触覚が敏感で苦手……』など、さまざま。
けれど、子どもたちが健やかに成長するために、「少しでも食べてほしい!」と思うのが保護者様の願いですよね。
今回は、就園に向けて『お茶 or 水を飲む』練習です。
きっかけは幼稚園への入園を希望されている保護者様からのご相談でした。
牛乳以外の飲み物が苦手で、飲むことができないお子さま🥛
「幼稚園に牛乳は持っていけない…」
「お茶か水、せめてお茶のゼリー飲料のようなものが飲めたら…」
対象のお子さまは、『普段は牛乳のみ』を飲まれており、これまでも牛乳を少しずつ水で薄めながら水に近づけるチャレンジを行っていました。
けれど、薄めたものは受け入れが難しく〝そのままの牛乳〟を求める様子が見られていました。
保護者様と事業所とで〝入園願書の提出が始まる10月〟を目標に『お茶か水が飲めるかも!までのステップアップ』への取り組みを始めました。
今までの取り組みから…
・お弁当の時間に、水筒のお水を口元まで運んで一口飲むことができた。
・ゼリー、甘いものは好き。
…という、お子さまの〝できた!の経験〟や〝好み〟が見えました🪄
そこで今回は、今までの小さな成功体験から、
『お茶や水を知る、触れる』ことを目的としたプログラムへ挑戦しました💪☀️
まずは、お椀に入れたお茶を口に運ぶチャレンジ。
コップで飲む、という形にこだわらず、まずは少しでも口に触れてみることを大切にしました。
飲むことはありませんでしたが、お茶をかき混ぜたりスプーンですくったりと、お茶に興味はある様子……
途中、すくったスプーンを1口ペロリ!🥄舐めることができました✨
次に、お茶を使ったゼリーに挑戦。
『好きな形で食べる』ことで、お茶に親しみを持てるようにしています。


結果として、液体のまま飲むことはまだ少し難しい様子が見られましたが、お茶ゼリーは口にすることができました。
「おいしいね~!」と隣で共に食べるスタッフを見ながら、なんと半分ほど食べられたのです!!🌟💯
2度目の挑戦の時は、お茶ゼリーの甘さが1度目よりも控えめだったから?4口ほどで終わってしまいましたが、それでも嫌がらず口に運ぶ姿がありました。
〝液体で飲めなかった〟ではなく、
『お茶の味に触れられた』
『ゼリーという形であれば受け入れられた』
ということは、お子さまにとってとても大切な一歩です。
数日後、改めて保護者様とご面談させていただき、今は‶牛乳なし、お茶ゼリーのみ〟での水分補給の練習を行っています。
そして本日、『お母さまが自宅で作った〝お茶ゼリー〟を持参』していただき、半分ほど食べることができました。
またお散歩の後、水筒の水も1口飲めました(^ ^)
療育では、『できないことを無理に頑張る』のではなく、お子さまの〝好き〟や〝できた経験〟を手掛かりにしながら、少しずつできることを増やしていくこと。挑戦の幅を広げていくことを大切にしています。
今回のお茶チャレンジだけでなく、新たなステージに向けて
・こうしたい!
・こうなれるといいな
と安心して新しい環境に進んでいけるように、これからも一緒に悩み、経験していければよいなと思います。