SST(ソーシャルスキルトレーニング)

今回は、f.ちーぷす小学生クラスのご様子を覗いてみました👀

小学生クラスでは宿題支援後に『遊びを通したSST』をグループ療育として取り組みを行っています。

『SST』ってなに❓という方もいらっしゃるかと思います。

SSTとは・・・Social Skills Training(ソーシャルスキルトレーニング)の頭文字をとったもので、さまざまなプログラムを通して対人関係など社会生活に必要なスキルを学んでいく支援のことです。

SSTを取り組む目的は・・・ソーシャルスキルを学んで園や学校などの社会生活を送りやすくすることです。園や学校など集団の中で人と関わっていく場面では、『こうしたほうがいい』『これはしないほうがいい』といった暗黙のルールがあり、それを感じ取ってコミュニケーションを取ります。しかし、暗黙のルールを理解することが難しいお子さまもいます。集団の中で過ごしているとつい『不適切な言動をしてしまう』場になじめずつい『感情的になってしまう』などの困難を抱えてしまいがちです。『SST』を取り組むことで対人関係などの困難を減らして社会生活を送りやすくする効果があるのです。

今回は『折り紙』でかぼちゃとくもの巣を作ります。

材料と作り方のみ配布されますので今回のねらいは『教え合う』としました。

難しい・作れない・わからないなどで困難に直面すると『破る』『あきらめる』『怒る』など感情的になるお子さまはよく見かけられます。そこで今回は、難しいときはお友達に聞いてみる。また、聞かれた方も作ってあげるのではなく見本を見せてあげたり作り方のコツを教えてあげるなどのルールを提示しました。みんな完成することができたでしょうか❓





お写真だけではご様子が分かりづらいかと思いますが、作るのが難しいお子さまは『どうやってするの?』と聞くことができ、教える側もルールを守って教えてあげることができました💮